「その所為でかはわからんが、あれもひねっくれていてなあ。友達というのは雅風くんが初めてだ」 「友達……? ですか?」 俺と壱星が? そう言えばさっきも友人どうのって……。 「うん。そういう呼び方が嫌なら、他には何と呼ぼうかの」 滝篠教授は楽しそうだった。 沈んでいたのが一転、声がうきうきしている。 ……わざと、そうしてくれたんだろう。 俺が、か……。 「教授」