白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】



「はあっ⁉ 何寝ぼけたこと抜かしてんだ。んな真似させるわけねえだろ!」



「その年齢になってまで理波がいないと眠れないのか? ガキ」



「お前が一番危ないわボケ!」
 


バシコッ!



「「いった!」」



「二人揃って寝ぼけたこと言ってんな。理波ちゃんが困ってるだろ」



「何で叩くんだよ」



「バカしそうになったら殴っても止めろと言ったはお前だ」
 


刹那は冷たい瞳で言って、ほら、と顎で襖(ふすま)の方を差した。