「バカしそうになったら殴れつったのお前だ」 「今は結構まともだよ!」 「胸倉摑み上げている奴がか?」 「う……」 壱星の胸倉摑み上げている当人の俺には反論出来ない……。 「取りあえず落ち着け雅風。理波なら今寝ている。だから静かにと言ったんだ」 壱星に手を払われた。 何だ、そうなのか…… 「……無事、なんだな?」