+++ 「あっはっは」 「珍しいな、雅風が嫌われるなんて」 「ははっ、ってゆーか、あんな正面切って嫌い宣言されること自体ふつーないって」 「……うっせー」 腹抱えて笑っているのが恭輔。 恭輔にバシッと教育的指導をいれているのが諒平。 俺は机に突っ伏す。さすがにあんな言われ方をしたことはない。 普通に『嫌い』と言われた上に、『何だかわからんが』とまで言われたんだぞ? こっちが何だかわからんわ。 「………」 俺の決めた《俺》だと、刹那にはダメだったのか……?