「遠慮すんなって。スーパー近かったよな? 寄って行こう」 「どこも遠慮した感ないけどな。俺もいつも買ってくとこだ」 誰かと一緒に買い物に行くのは久しぶりだった。 結局、刹那も家には誰もいないからということで、うちで食べていくことになった。 気が利くことに「理波ちゃんの夜食も作るからな!」と言ってくれたので、いつもよりは多めの買い物になった。