「挙式はいつごろなの?」
にやにやしながらそう言うと、蒼真は少し顔を赤くして、渋りながらも話してくれた。
「いつとかはまだ...資金的な問題があるから」
「ああ...そっか。じゃあまだ先?」
「そうなるかな。第一、プロポーズしたのだって先月だからさ」
先月って...最近だな。
「そうなんだ。じゃあプロポーズの言葉は?」
「や、普通に結婚しようって」
言葉を発するたびに、蒼真の顔は赤くなっていく。何を思い出しているんだか。だけど嬉しそうなその姿が、ちょっとうらやましく思えた。
「そっかあ...結婚式、呼んでね」
「そのつもり。小夏もお前の事呼びたいって言ってたしな」
「そうなの?絶対行くよ。小夏ちゃんにも会いたいしね。あんな美しいお嫁さん貰えるなんて幸せ者だね」
小夏ちゃんのウェディング姿...見たい。絶対綺麗だよ。
「いいな、結婚。幸せそうで」

