始めましょう? 私は、目を開いた。 目の前に広がるのは、人。 好奇の眼差し、嫉妬の眼差し、欲望の眼差し…あぁ、数えきれない。 「皆さん、おはようございます。 この度、生徒会の役員になります、松久保悠莉です。 転校したばかりで、分からないところが沢山ありますが精一杯頑張りますので宜しくお願いします。」 こう、言えば良いんでしょう? 私は、一礼をして圭に視線を向けた。 圭は、口角を少し上げた。 私は後ろに下がり、圭にマイクを渡した。