少年陰陽師 奥州平泉奇譚

休み時間に授業を終え職員室に戻る教師が、睨みを利かせていく。




転校初日の校門前での乱闘に、3年生との廊下でのいざこざや度々のエスケープで、学生や職員の口に噂が上るほど問題になっていると寮長がぼやいていた。




3年生とのいざこざは、僕が彼らを病院送りにしたことで、僕の方から仕掛けた疑惑まであるとも。




彼らは、いずれも正気ではないらしく、数日経った今も「銀色の龍が襲ってきた」と、うわ言を言っていてカウンセラーを受けているらしい。





階段で数人とじゃれ合い精気を頂き、僕は保健室に顔を出し、呉前静香先生に頭痛薬を貰って教室に向かう。



途中、廊下をゆっくり歩いている所を担任「件寂円」に出くわした。