少年陰陽師 奥州平泉奇譚

翌朝。


登校すると、かなり噂が広まっているようで、どこに行っても、どこにいても視線が痛かった。





休んだところで噂は静まらないだろうし、1人寮にいて色々考え不安を募らせるより、登校した方がずっとマシだと思った。






八雲は休み時間のたびに、怪異の聞き込み調査に行き、僕も校内を歩き式紙も飛ばし怪異を探った。




僕は転入初日。


学校の裏山で自殺した学生が、藤原氏の末裔だったこと。


数ヶ月前からノイローゼ気味で、奇妙な言動や奇行が多かったことを聞いた。





また怪我をした学生は、いずれも運動部で運動場で怪我をしていることがわかった。





昨日の僕と3年生との噂も手伝って、昨日の真相を知りたい学生が僕に直接、声をかけてきたりするのを餌に怪異を聞き出すのは思ったよりも容易かった。