4時限目は古典で担任、件寂円の授業。
折しも内容は、平家物語。
場面は何故か件先生の独断っ脱線し、なんと……。
平敦盛最期──。
「……穴最惜し、此暁 城の内にて管弦したまひつる人は此人々にて御坐す。
当時味方に東国の勢何万騎か有るらめども、軍の陣へ笛持つ者はよもあらじ」
──ああ今朝、陣の内から管弦が聞こえてきたのは、この人々だったのだ。
──東国の味方に何万騎もあるが軍の陣まで笛を持つ者はいない。
流暢な朗読と解説に、僕は感心しつつ耳を澄ます。
折しも内容は、平家物語。
場面は何故か件先生の独断っ脱線し、なんと……。
平敦盛最期──。
「……穴最惜し、此暁 城の内にて管弦したまひつる人は此人々にて御坐す。
当時味方に東国の勢何万騎か有るらめども、軍の陣へ笛持つ者はよもあらじ」
──ああ今朝、陣の内から管弦が聞こえてきたのは、この人々だったのだ。
──東国の味方に何万騎もあるが軍の陣まで笛を持つ者はいない。
流暢な朗読と解説に、僕は感心しつつ耳を澄ます。



