呪いのアプリ

私は、家の自室でスマホ片手に、どうすれば簡単なテストになる呪いをさりげなくかけられか思案している最中だ。



体育祭の綾の一件で、しばらく呪いのアプリを使うのが恐くなったが、今はなんともない。



数日もすれば、呪いのアプリに頼る生活に戻ってしまった。



便利なものは手放せない。



「こんなことしても仕方ないや。ストレートに勉強しよう」



やる気が出るかなと思って、そう呟いてみた。



嫌々ながらも机に向かう。



気分を変えるために音楽をかける。



そして、1度テキストをめくると、まあ、軌道に乗りだす。



軌道に乗り出すまでに時間がかかるんだよな。



こうして、私はテストに備えた。