呪いのアプリ

「ということは、あなたに、大内さん、横井さんが呪いのアプリの力で同時に100メートル走で1位をとることになるの」



確かに、綾の言う通りだ。



「でも、3人が同率1位なんて普通に考えるとありえないじゃない?もし、あったとしても奇跡的すぎるし、呪いのアプリはそれを許さなかったのよ」



話がよめてきた。



「つまり、呪いのアプリは個々の呪いを叶えることができず、エラーを起こしてしまったの」



「じゃあ、100メートル走の順位は…」



「実力通りよ」



私はうなだれた。