呪いのアプリ

綾はというと、机でおとなしく読書をしている。



本のタイトルは知らないものだったが、どうやらケータイ小説らしい。



さすが、文芸部員だ。



そんなこの子は、こう見えても足が速い。



人というのは、見かけによらないのだろう。



とりあえず、盗撮させていただきます。



シャッターは無音に設定されているため、カシャリとも音はならなかった。



盗撮完了。



綾は盗撮されたことにも気づかず、読書に没頭し続けていた。