キミが笑えるように














「お前まで悲しい顔すんじゃねーよ」





言葉は怒ってたけど、声はすごく優しい。











「ごめん…」




そう…だよね。




私ばっかり悲しんでちゃ、駄目だよね。






「たまには…勝吾も弱いとこ見せてよ…っ。私は、勝吾の役に立ちたいよ…!!」




「…っおう」





勝吾が…涙目で笑顔を見せた。





…ドキッ…





「ありがとな。なな子…」






「う、うん…勝吾には沢山助けられてきたから…」







「そんな事ねーよ」





勝吾が私を抱き締めた。





今日は、立っていられる。




――勝吾を支えるって決めたから…。





「…こういうのは彼女にしかしちゃダメなんだよ?」






「うるせぇ…俺のこと好きなくせに」





「…////」




「…図星かよ」





…凄くドキドキしてる…もう忘れたはずだったのに…。





「俺の…彼女にならねぇか」






「えっ…」





「すぐにとは言わねぇ」







私…勝吾が好き…。ずっと、すきだったのに…。







好き。



って言えない自分が、情けない…―。