だけど、本当に千明の言う通り、これから先何が起こるか分からないんだよね。
今伝えておかなければ、後でやっぱり言っておけば良かったって後悔しても遅いかもしれない。
正体不明の宇宙人、月の状況も分からない状態での戦い。
無事に地球に帰ってこれるかも分からない。
それに......。
「大丈夫?最近は体調はどう?」
ひとつ咳をすると、千明が心配そうにこちらを見る。
私は笑顔を作ってから、うなずく。
「もう平気。一時的なものだったみたい」
「そっか!それなら良かった。
体調が悪くなったり何かあったら、すぐに言ってくれよ」
「うん、ありがと千明」
優しい千明に、にっこりと笑う。
千明は優しい。
それから、やっぱりすごく強いと改めて思った。
自分も心に闇を抱えながらも、それでも周りの人間を元気づけて照らしてくれる。
心がぽかぽかになるんだ。
私も、千明に負けないくらいに強くなりたい。
夜の発熱はまだ続いている。
でも、夜に熱が出る日があるくらいで、日常生活は特に異常はないし、きっと平気。
あのアメリカ女医の言っていることはやっぱり信用できないし、御堂先生を信用することにした。
御堂先生の人間性はともかく医療面では御堂先生の方が信用できるから。
というか、もう信用するしかないんだ。
真実がどっちだとしても。
今伝えておかなければ、後でやっぱり言っておけば良かったって後悔しても遅いかもしれない。
正体不明の宇宙人、月の状況も分からない状態での戦い。
無事に地球に帰ってこれるかも分からない。
それに......。
「大丈夫?最近は体調はどう?」
ひとつ咳をすると、千明が心配そうにこちらを見る。
私は笑顔を作ってから、うなずく。
「もう平気。一時的なものだったみたい」
「そっか!それなら良かった。
体調が悪くなったり何かあったら、すぐに言ってくれよ」
「うん、ありがと千明」
優しい千明に、にっこりと笑う。
千明は優しい。
それから、やっぱりすごく強いと改めて思った。
自分も心に闇を抱えながらも、それでも周りの人間を元気づけて照らしてくれる。
心がぽかぽかになるんだ。
私も、千明に負けないくらいに強くなりたい。
夜の発熱はまだ続いている。
でも、夜に熱が出る日があるくらいで、日常生活は特に異常はないし、きっと平気。
あのアメリカ女医の言っていることはやっぱり信用できないし、御堂先生を信用することにした。
御堂先生の人間性はともかく医療面では御堂先生の方が信用できるから。
というか、もう信用するしかないんだ。
真実がどっちだとしても。