「聡美さん、支払いは俺に任せてね」
そう言って会計に向かおうとする彼に、私は慌てて手を伸ばした。
「あの、今回は私にも支払わせてほしいんですけど!」
「ダメ」
「いやあの、ダメってそんな」
「俺にカッコつけさせて。お願い」
妙に可愛げのある声でそう言う彼の笑顔は本当に魅力的。
私は顔を赤らめ、下を向いてモジモジしてしまった。
もう、晃さんてば。
そんな気を使わなくたって充分カッコイイのに……。
会計を済ませて店の外に出たところで、ご馳走になったお礼を言った。
そして晃さんが手を上げて止めたタクシーに乗り込み、次の店に向かって移動する。
「聡美さん、今さらだけどアルコールだいじょうぶ?」
「はい。心配ないです」
タクシーの窓に流れる夜の街の景色と、そこに行き交う人々の流れを眺めながら、期待でワクワクする。
どんなお店かな? 楽しみだな。
そう言って会計に向かおうとする彼に、私は慌てて手を伸ばした。
「あの、今回は私にも支払わせてほしいんですけど!」
「ダメ」
「いやあの、ダメってそんな」
「俺にカッコつけさせて。お願い」
妙に可愛げのある声でそう言う彼の笑顔は本当に魅力的。
私は顔を赤らめ、下を向いてモジモジしてしまった。
もう、晃さんてば。
そんな気を使わなくたって充分カッコイイのに……。
会計を済ませて店の外に出たところで、ご馳走になったお礼を言った。
そして晃さんが手を上げて止めたタクシーに乗り込み、次の店に向かって移動する。
「聡美さん、今さらだけどアルコールだいじょうぶ?」
「はい。心配ないです」
タクシーの窓に流れる夜の街の景色と、そこに行き交う人々の流れを眺めながら、期待でワクワクする。
どんなお店かな? 楽しみだな。



