何も見えない真っ暗な世界。 何も聞こえない、無音の世界。 私の体の中で、何かが覚醒した。 その瞬間、「ヴアァ!!!」と、永遠に悲鳴をあげていたことだろう。 助けを求めても、誰も手なんか差し伸べてくれなかった。 その代わり―――