そっと剣を抜き取り、改めて本物だと思い知った。 「このゲーム、最後の一人になるまで終わらないんだよね... んじゃあ、1発。」 「ドコッ」という鈍い音と共に、川合は倒れた。 「しょ、翔子...」 「うーん、多分気絶してるだけ。 剣刺すのはさすがに怖いから...」 そう言って、技術室を後にした。