「….」
「いろは?いろは!」
「…えっ?あっうん、わかった」
「おばあちゃんにも話しといてね。おやすみ」
「おやすみなさい」
携帯を切った私はその場で座りこんだ
「いろはぁ〜?お母さんなんだって?」
「おじいちゃん…ママはね、明後日に迎えに来るって」
「そうかい。寂しくなるのぅ」
「いろは、こころちゃんに言わなくていいの?」
「おばあちゃん行って来ていい?」
「いいですよ。存分に話しといで」
私は急いで携帯を持ってこころちゃんの家に行った。
こっちに来ている間に夜にどっちかの家に行って遊ぶことはよくあった。
ピーんポーン
「どなた?」
「こころちゃん、私」
「いらっしゃい、私の部屋に入って」
こころちゃんの部屋に行ってさっきあった事を話した
「帰っちゃうの?でも、いろちゃん大海はどうするの?」
「何も言わない。私が彼を好きなのは知らないと思うし来年には覚えてないもの」
「そんなことない!大海はいろちゃんが好きだから気遣ったりしてると思うだから来年も覚えてるよ」
「それでも、私は言わないつもり」
「そっか…それでいいんだったらいいけど…」
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今日でみんなと遊べる最後の日
遊ぶところはみんなの行ってる中学校探検