ザザーーーーン・・・ 窓ガラスから見る景色は晴天。 海も非常に穏やかで、甲板からは楽しそうにはしゃぐロンとヴァイスの声。 ふと前を見れば航海日誌を書くアル。 そして・・・ 「おい、いつまでそんなぶぅたれてる気だ。」 機嫌の悪い私。 「こんなのあんまりです。少しでも良いので外へ出してください。」 「駄目だ。」 ここ2時間、アルとこの言い合いをずっと繰り返していた。