亜美side.... いつも 声が聞こえる。 でも、聞き取れなくて ぼそぼそだけ。 暗闇の中はどこまで歩いても真っ暗で 出口なんか ありそうにもない。 龍のみんな、大丈夫かな....。 「んっ....」 唇に違和感を覚えた。 まるで 誰かにキスされたような。 その瞬間 暗闇が光はじめて 眩しくて目を開けられない。