君が私を思い出せなくても。











「百合子さん、ご飯は食べて帰らなくていいの?」


「いや、本当に挨拶に来ただけだから!
ありがとうね!またお喋りしましょっ♪」


「そうね!またの機会に!
柊一郎くんもまたね!学校でわからないことがあったら杏菜に頼っていいからね!」





お母さんのその言葉にお礼を言い、
柊ママと帰っていった。






そしてリビングへ戻ると、
お母さんが話し出した。





「柊一郎くんのこと、
ちゃんと大切にしてあげるのよ」


「へ?うん、もちろん」







なぜこんなことを言って来たのかは
わからないけど、

柊ちゃんを好きな気持ちは
誰にも負けないから。