君が私を思い出せなくても。










『10、9、8』



何かのカウントダウンなのか
数字を数え出す小さな柊ちゃん。





ふとあの時の状況を思い出し、
カーブミラーを見ると、
1台の車が走っている。





これって、あの時の事故の再現?


このままだと、私が…





「やだ、助けて。
もうやめてー!!!!」





そう叫ぶが、

ニコニコ笑ったまま、
ずっと数を数え続ける柊ちゃん。



その顔はまるで、
私を殺そうとしているかのようだった。






『2、1ーーー』









運命のカウントダウンが終わって
横をすぐ見ると、





もう真横に車が来ていた___