君が私を思い出せなくても。









「ふぁぁあ…」







大きなあくびをして、
少しずつ目を開ける。



すると、目の前に柊ちゃんの顔。






ち、近いよぉ…





でも、ずっと見ていたい。



じーっと顔を見つめて、
そっと手に触れてみる。



昔は小さいプニプニした手だったのに
今ではもう男らしい大きなごつごつした手。





ぎゅっと握って、目を閉じると

あの日までの思い出が

頭の中でぐるぐるとループする___