君が私を思い出せなくても。









「てゆーかさ、男と女が一つの部屋にいていいわけ?」


「え?どういう意味?」


「あーわかんないの?
なら教えてあげる」





突然話してきたかと思えば、
いきなりひょいっと私を
お姫様抱っこをしてベットに寝かせ
覆いかぶさってきた。







「柊ちゃん、やめて」



体を押し返すなどの抵抗すると、
強く手を抑えられ、逃げられない状況。





「やめてとか言うけど、やめてほしくないんだろ?

しかも、柊ちゃんって言ったから
お仕置きだねっ」


「や、やだっ」


「別にキスぐらいいいよな?」


「だからやだってばぁー!」





私が強く否定すると、
スッと手を離し横に寝そべる柊ちゃん。




「冗談だよー。俺、眠いから寝ていい?」


「もう、勝手にして」







人の事をドキドキさせといて、
結局そのまま寝息を立てて寝始めた。




なんでこんなことするのよー。


てゆーか、
そんな可愛い顔してたら
こっちからキスしたくなっちゃうじゃん。






「柊ちゃんのばーか…」



そう耳元で呟いて目を閉じていると、
いつの間にか眠っていた。