君が私を思い出せなくても。










「なんでこんなことになっちゃうのかなー…」


「いきなりだったから戸惑っただけでしょ!大丈夫だって!」


「本当にそうだったらいいけどさ、
絶対私のこと何とも思ってないし、
むしろ悪い印象持たれてるし…」






こんなことばかり考えて、
前向きになれない。


折角再会出来たのに、
なんでこうなっちゃうのかな…






「はぁ…とりあえず、家に帰って
色々とゆっくり考え直します…」


「本当、なんかあったら
すぐに連絡しておいでね!」


「了解。じゃあねー」






あーあ、晴佳にも気を遣わせちゃったし、ダメだなー私。



ネガティブがどんどん増していくと、
家に帰る足取りも重くなる。








久しぶりに河川敷にでも行こうかなー。




うん、そうしよう!