ヴェルト・マギーア ソフィアと黒の魔法教団

私は、ミッシェルに手をかざす。

「瞬間転移(テレポーテーション)」

私の言葉で、ミッシェルを学校の外へと瞬間転移させた。

「逃がしたか」

「あいつがいると、あんたと思いっきり戦えないから」

「そうか、だが君にはもう魔力はない」

サルワは、再び私に手をかざす。

「闇の波動(ダークウェーブ)!」

「きゃぁぁ!」

闇の波動は、私に直撃し、私は壁に叩きつけられた。

体に激痛が走る。

「くっ…!」

「ソフィア!」

テトが私の元に来ようとするが、私はそれを止める。

「来るな!」

私は、手を挙げる。

「凍結の矢(フリーズアロー)!」

氷の矢がサルワに向かっていく。

しかし―――。

「そんなもの効かん」

サルワは、素手で簡単に氷の矢を砕いた。

「そんなっ!」

サルワは、ふたたび黒い鎖で私の体の自由を奪う。

「さぁ!こい!」

「嫌だね!」

私は抵抗する。