ヴェルト・マギーア ソフィアと黒の魔法教団

な、何を考えいるんだこいつは、何の躊躇いもなく私達の関係を。

「そうなのかアレス!この絶対零度の女と」

私は、絶対零度の女と呼んだ男を睨みつけた。

「うっ!」

「絶対零度の女?」

首を傾げるアレスだが、私はそんなの無視し、その男の方へと歩み寄る。

「そういえばマイケル、お前だったよな最初にこのクラスで私の事絶対零度の女って呼んだのは」

「そ、それがどうしたんだよ……」

「つまり、その絶対零度の女って呼び名は、お前から広まったことになるな」

私は、更にマイケルを力強く睨みつける。