ヴェルト・マギーア ソフィアと黒の魔法教団

「ま、まじかよ」

透き通るような翡翠色の目、それあった深緑の髪ってちょっと待てよ、確か朝見た少女も。

「お父様、お客様がいらしたのですか?」

「大丈夫だよソフィア、こっちへ来なさい」

「いえ、大丈夫です。私は魔法書をとりに来ただけですから」

ソフィアはそう言い、冷たく言い放つ。

「そうか、残念だな。久しぶりに会えたというのに」

お、親ばかなのか、理事長は?

「それより、魔法書を早くください」

何だかイライラしているように見えるけど。

ふと彼女の隣を見ると、全身真っ黒の使い魔の猫が居た。

(やっぱり、朝見た少女はソフィアか)