ヴェルト・マギーア ソフィアと黒の魔法教団

「私にその魔法を習得しろと言うのか?」

「まぁ、そんなところだ」

アレスは、何故かテトに笑いかける。

「なるほど、面白いこと考えたわね」

「だろ?」

「何の話だ?」

「こっちの話だから、ソフィアは気にするな」

そう言われると、余計気になるのだが。

「じゃあ、記憶が書かれている魔法書を私に貸してくれ」

「ここでやるのか?」

「ここで覚える方が手っ取り早いからな」

魔法書を開き読み始める。

「―――」

ぶつぶつと口に出してみる。