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「鮎川さん、おはよう。」
「・・・おはよう。及川君。」
早くない?
私、いつもと同じ時間に来たのに。
私よりも先に教室に来てるなんて・・・。
どれだけ早起きしてるのよ。
「鮎川さん、朝練ないの?」
え?
もしかしなくても私、運動部に見えてるの?
・・・まさかね。
だいたいロングヘアの子は文化部って決まってるのよ。
「ない。文化部だから。」
・・・そういえば、及川君は何部に入るんだろ?
って、わざわざ聞くことでもないか。
「鮎川さん、どうかした?」
「え?」
「ずっと眉間にしわよってたから。」
嘘でしょ?!
バッと両手で眉間を抑える。
恥ずかし!
というか、私、こんなに感情が表に出る方じゃなかったのに!
本当、どうしちゃったのよ。
「えっと、ちょっと考え事してただけだから。」
あーもう。
私の馬鹿。
何でこんなに動揺してるのよ。
「何考えてたの?」
・・・え。
そこ聞く?
いや、聞かないよね普通。
「な、内緒。」
及川君が何部か考えてました、なんて絶対に言えない!
・・・ん?
もしかして、これって考えることじゃないのかも。
うん。
普通に聞けばいいことじゃん。
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「鮎川さん、おはよう。」
「・・・おはよう。及川君。」
早くない?
私、いつもと同じ時間に来たのに。
私よりも先に教室に来てるなんて・・・。
どれだけ早起きしてるのよ。
「鮎川さん、朝練ないの?」
え?
もしかしなくても私、運動部に見えてるの?
・・・まさかね。
だいたいロングヘアの子は文化部って決まってるのよ。
「ない。文化部だから。」
・・・そういえば、及川君は何部に入るんだろ?
って、わざわざ聞くことでもないか。
「鮎川さん、どうかした?」
「え?」
「ずっと眉間にしわよってたから。」
嘘でしょ?!
バッと両手で眉間を抑える。
恥ずかし!
というか、私、こんなに感情が表に出る方じゃなかったのに!
本当、どうしちゃったのよ。
「えっと、ちょっと考え事してただけだから。」
あーもう。
私の馬鹿。
何でこんなに動揺してるのよ。
「何考えてたの?」
・・・え。
そこ聞く?
いや、聞かないよね普通。
「な、内緒。」
及川君が何部か考えてました、なんて絶対に言えない!
・・・ん?
もしかして、これって考えることじゃないのかも。
うん。
普通に聞けばいいことじゃん。

