声をかけるが一向に起きる気配がない。
おいおい.....




「おい!何してんだ!早くそこからっ」




「んんんん.....。ぁれ?」




(どわっ!!!いきなり飛び起きるか!?つーか邪魔だ!しょうがねぇ)



「どけっ!!!!!」





俺はこれ以上ヤツとの距離を離されたくないため、無駄話は後にし、コイツごともちあげ、
ヤツを追った。


だが、流石の俺も韋駄天のヤツに追いつけるはずもなく入り組んだ民家の角を抜けた時にはヤツの姿は無かった。




.......。俺のせいか?




いや違う、道の中央で寝ていたコイツが全て悪い、俺は断固するぞ!!



むっ?何故俺がガン見されなければならんのだ!っとぉ。言いたいことはまず......