「じゃあ…ゆっちゃんに背が近い奴貸してくんねぇかな?」 そうクラスに問いかけた宙人。 「あの…わたしのでよければ…」 メガネをかけた真面目そうな女の子がジャージを差し出してくれた。 『ありがとうございます!』 「サンキューな」 私はペコリと頭を下げ、宙人は片手を挙げてお礼を言った。 「い、いえ」 ジャージを受け取った。