ずっと

「まさか夏兄…」



「夏お待たせ」

「おう!じゃあ行くか」

「うん」

手を繋いで学校へ登校する日々。

なんて幸せなんだろ。

おっと、いけないいけない、また顔がにやけてしまうところだった。

「そうだ、桜」

「何?」