あれから数日後、私はいつものように、制服に着替えていた。

「よし!」

「お姉、夏兄来てるよ」

部屋の外で、颯大の声が聞こえる。

「分かってる」

今日颯大の通う中学は休みのため、夏音ちゃんとデートするみた。

「颯大、夏音ちゃんとどこに行くの?」

「はぁ!そんなのお姉に言う意味ないじゃん」

相変わらず生意気だな本当!!