ずっと

場所を移動するときも、夏は私の手を握ってくれていた。

やっぱり、昔の事思い出すよ。

遊園地で家族と離れて、一人泣いていたときだって、夏は私を見つけてくれて、手を繋いでくれた。

その時からかな、私が夏の事好きになったのは。

「なぁ、桜…。観覧車乗らないか?」

「え?観覧車?」

「あぁ…、お前が高い所苦手なのは、前々から知ってた」