ずっと

「ちーす」

下へ行くと、桜の弟である颯大が、家の扉に寄りかかっていた。

「どうしたんだ?」

「ちょっと夏兄と話したくて」

颯大の表情は真剣だった。

「男同士の話」

「分かった。何か食いながら話すか」

「さっすが夏兄、分かってる」

颯大は何を期待しているのかは、正直分からなかったが、こいつも小さい頃から付き合いなげーし。

俺の弟みたいに、遊んでやったからな。