ずっと

「で、誰だった?」

「お兄ちゃん!今颯大君が来ててね、お兄ちゃんに話があるんだって」

「俺に?」

もう日が暮れて辺りは暗くなり始めているのに、どうしたんだ?

「じゃぁ、行ってくるわ」

「う、うん」

夏音はまた、顔が赤くなっていた。

「夏音、好きなら好きっていった方が、楽になるぞ」

俺は優しく、夏音の頭を撫でてあげた。