夏は私に好かれて、どう思っているのかな?

教室に戻ると、売店から帰ってきていた夏が、私のところへと来た。

「よ、お帰り桜」

「た、ただいま」

何事もなかったように、雪香の所へと戻る。

「どこに行ってたんだ?」

内心ドキッとした。