…そして2時間後。 『遅過ぎんじゃねーの?』 類「…あぁ。」 冬「電話…出ない」 冬の不安気な声を聞いて俺らは立ち上がった。 話さなくてもやることは分かってる。 攫われたお姫様を救いに行くんだ。 金「携帯出ないってことは?」 雷「電源切っとるか、電波の届かないとこにいるんやな。」 雪「電源切ってんのは置いといて…」 春「電波が届かない…山の頂上とか…地下だ!」