パ「鈴ちゃんは今まで、月光の皆さんに守られてばかりのただの姫だった。」


あ...鈴がまさに気にしてたことだ...


パ「でも、力を身につけたら、鈴ちゃんは、例えば幹部になるかもしれない。


彼らと対等な立場になる。


彼らに守られるだけじゃない。彼らを守るんだ。」


類を、雷を、恋を、春を、冬を、雪を、金を、守る...


鈴ができたらなぁって、思ってたことだ。


『パパ、分かった、鈴やるよ!修行!!』


パ「よかった、終わったらパパに真っ先に会いに来てね!」


『パパを余裕でボコボコにできるくらい強くなるから!』


1ヶ月で絶対仕上げる!!





ダ「良かったんですか?組なんて...お嬢が入る場所じゃ...」


パ「何言ってんだ、ダニエル。
彼女の身体能力、お前も知っているだろ?
後はメンタルを鍛えれば、立派な後継者だよ。」


ダ「そうですが...」