君の世界からわたしが消えても。


 それは、想像しようとしても、到底計り知れないことだった。


 わたしにできることって、なにがあるんだろう。


 わたしには、なにができる?


 何度も何度も自分に問いかけて。


 だけど、答えなんか出なくて。


 つらそうなカナに、なにもしてあげられていない。


 それどころか、わたしは現在進行形で、カナを傷つける材料を作り出してる。


 この状況が続けば続くほど、カナは苦しくなるってわかっているのに。


 それでも、なにをしていいのかわからないから、こうして同じところをぐるぐる回る。


 ……最低だ、わたし。