デリリウム



って思ってもそれはもちろん無理で。


星来くんの家は私達が入っていた池のすぐそこ。

星来くんは私の手を離した。



「ほら、ここだ。その池も本当は俺らのだったんだぜ?俺らがよくはいってた」


『は、はぁ……』


なんで、あんな池に入ってたんだろうか。

オマケにさっきっから夕焼けで辺りは真っ赤だし…夜はこないのかよ?!



ーーーーーガラガラ…


星来くんは家のドアを開けた。

これはスライド式になっていて、よく日本映画で出てくるやつね。

侍とかの家。


まあ、ここもそうらしいけど。

畳とか一面にあるし…。