好きって言えたら。

周りの友達達は、何故かニヤニヤしながらこっちを見てくるし。




もう!皆、助けてくれてもいいのに。




「4度目だぞ、そろそろ離れてくんねー?」



しっしっ、と言いながら彼は自分の机を私から離れさせた。




どこまで失礼なの、この人。




「私だってなりたくてなったわけじゃないんだけど!」