本当の友達



アイツと交わした最後の会話は、こうだった。










クラス発表が終わって、それぞれのクラスに移動するときのことだった。


『はぁ……』


私はおもむろに溜め息をついた。


女子のメンバーしか見ておらず、良かったと思う反面、不安な気持ちが少し残っていた。


『美玲ちゃん。A組?』


声をかけてきたのは、一年生のときに相談室でお世話になった先輩。


『はい。A組です。』


『麻衣は?』


『麻衣はB組ですよ。もう移動してると思います。』


先輩は『そっか、新しいクラス、頑張ってね?』と言って三年生の教室に戻っていった。







私も移動しようと思い、机にイスを乗せ、順番を待った。






『お前、どっちだった?』