───────私は、1年間の中でこの日、一番嬉しい気持ちになったに違いない。 萌花と初めてlineをした今よりも、きっとあの時の喜びのほうが大きい。 萌花とは、あの日以来は度々lineをするようになった。 それは、私にとって救いの変化だった。 だから、新学期の日。 私は少しだけ、期待をしようと思う。