本当の友達



バレー部のころに比べればマシなほう。


"2人"しか、いないのだから。


誰も、知らない。


孤独の空間。


『美玲ってほんと暗いよね。』


そんなことを言われても。


独りでも、私は。


先輩と、麻衣がいれば。


もう、大丈夫───。







─────「美玲!今日も一緒に帰ろ~」


麻衣がいつものように言ってくる。


でも、今日は部活に行かなくちゃいけない。


小桜さんも、流石に怒ってきてるからね。


まぁ、誘っておいてバブるような人に怒る資格なんてないと思うけど。


ゆかりは、相変わらず私をはバブりたいのかバブりたくないのかわからないような感じ。


どうせなら、はっきりしてくれるといいんだけど。


でも、まぁ。


居心地の悪いクラス。


居心地の悪い部活。


もう、クラスで独りで過ごすことも当たり前になっていた。


"約束"なんて、永遠じゃない。


"親友"なんて。


"心友"なんて。