本当の友達



とても楽しくて。


ずっと、この時間が続いてほしいと思った。


週に一度だけという短い時間。


私は部活より、相談室を優先するようになっていった。


先生にいわれた日は部活にでた。


私は経験者だったから、あんまり部活にでなくてもできるものはできた。


できないものもあったけれど。


小桜さんは、徹底的に私を無視し始めた。


"無視"という、表現が正しいのかはわからないけど。


"いない"ように扱われている。


こう表現すれば、わかりやすい。


ゆかりは加担しているようで、していないような、微妙な感じだった。


無視とか、バブりとか、本当、くだらないことだと思う。


そんなことをしていると、いつか自分に返ってくる。


それを知らずに、いつまでこんなことを続けていられるかな?


私はチクろうとは思わない。


耐える。ただ、それだけ。


「耐えろ……耐えろ……」


ジャージで目元を覆い、圧迫する。


涙が、でないように。


休憩中は、常にこの姿勢だ。


2人を見ずにすむし、仮眠もとれるし。


まさに一石二鳥。