本当の友達



今回生徒会に立候補したひとのなかには、内申目当ての人もいる。


正直私はその人にはなってほしくないけれども。


まぁ、これは誰でも思うことで。


「ほんと、めんどくさい………」


私は小声で言った。


森谷には、聞こえてないようで、少し安心した。


選管の仕事は、決して楽ではない。


気を引き締めないと。


これから、大変なんだから。


「森谷。私先部活行くから。」


「あぁいいよ。俺もう少し休んでから行くから。」


「じゃぁね。」


「じゃね。」


私は二年B組をでて、体育館へ向かった。


部活にでるために、ね。


「また今日も、1人なのかな……」


キャッチボールのとき、私は常に1人だ。


もう慣れたことで、今は壁が私のキャッチボールの相手になっている。


先輩に言われることも多いため、莉乃と琉菜のところに入ることもある。


が、それすらも最近はない。


夏休みの前に、夏貴が入院することになったのだ。


となると、千里が必然的にあまるのだが、最終的にあまるのはやっぱり私で。


千里は先輩とやっているようだ。


夏貴が退院したあとは、夏貴に相手をしてもらっていたが、おもいっきりやることができないため、私にとってはストレスにしかならなかった。