本当の友達



「ねぇ瑠偉やりなよ!」


「え、やだよ!梨華やりなって!」


「え~ホントにさぁ~誰かやってくれないの~?」


「ゆかりは?って、吹奏楽だった!」


「ゆかり無理じゃーん!もう誰やるの!」


吹奏楽部は、校歌の演奏というものをやるため、係が吹奏楽としてひとつになっているのだ。


ほんと、どうしようか。


内心、さ。


なんかもめてるしさ、押し付けあいだしさ。


これ以上もめてもしょうがないしさ。


………やろうか、実行委員。


「じゃぁ美玲やれば?」


…………あ、きた。


とうとう私に順番がまわってきましたか。


まぁ、今となっては好都合かな。


「ん、まぁいいよ。やるよ。」


これ以上もめたくないしね。


まるくおさめるにはこれが一番だ。


「やったー!美玲が実行委員やるって!」